「機械なんて苦手だし機械なんてよそよそしいし機械なんて温かみに欠けるし機械なんて嫌いだからデジタルなんてくそくらえパソコンなんて仕方なしに使ってるんだほんとうはアナログの方がいいに決まってる第一人の手がこもってるものしか信用ならないじゃんだからあたしは人の手がかかったアナログのものしか愛せないんだよ、編み物とか縫い物とかクラフトとかそういうのが一番暖かくてよい、ドラマがある、愛がある、心がある、だからweb系男子とは付き合いたくないね、絶対。」
そういう私をちらと見てweb系男子がぼそりと呟いた。
「やってみたらわかるよ」
それがだいたい1年前。
やってみたら分かってしまった。
2012年の正月には完成してる予定だった自分のホームページ
いまだにトップページすら完成していない
HTMLとかいうやつを手打ちする作業
それに至るまでの環境作りというか環境になじむための知識を吸い込むこと
ああこんなに血と涙が湧く作業だったのだなあと
体温も脈も感じないと思っていたネットのなかのコンテンツの羅列の向こう側にも
きちんと人がいて、その人の手がかかっていて、というかかかりまくっていて、
つまりなんなら手芸やクラフトと同じように手作業で生み出されているものなんだなあと
例のweb系男子がいま何処で何をしているのかもう分からないが、
ごめんなさい言いたい
果たして完成するのでしょうか
(web系男子に助けてほしい)
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