弟が整髪料を付けすぎるので家中に整髪料のいやな匂いが充満してわたしはその嘘で誘うような甘ったるい匂いがどうにも耐えられず思いきり弟を怒鳴りつけた。
以後、自分の目の前で起こるすべての事象が腹立たしくて腹立たしくて仕方なくなってすべてのことに全部キレた。それはブレーキの壊れたオートバイに沸騰して吹きこぼれている鍋をのせて時速150キロで走るくらいの怒りだった。友達を傘で殴り、友達の恋人を罵倒し、知らないオヤジに蹴る殴るの暴行を加え、親に暴言を吐き、傘で殴り返してきた友達の乗り込んだ電車の窓を割り、傘をぐにゃぐにゃにしてどこかの家に投げ込んだ。それをみた男がわたしを捕まえて「おまえが如何にひどい女か全部明らかにして泣かせてやる」というのでまたメチャメチャに怒鳴ったが男はいちいち「ナンセンス」とか言って女を論破することだけが生き甲斐だぜみたいな顔をするので余計に腹が立って服を全部脱いで空を飛んで逃げた。
ここに書いたのはほんの一部で本当はとてもじゃないけどここに書けないようなことたくさん言ったりやったりしてほんとうに大人げないしひどいと思うけど爽快でもあった。
傘を投げた友人とその恋人には謝っていたしまとめていろいろブチギレたのでしばらくの間つよく優しく穏やかに暮らせそう。
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